カタールW杯日本代表の結果一覧!ドイツ・スペイン撃破からPK敗退まで徹底解説
2022年11月20日から12月18日まで開催されたFIFAワールドカップ・カタール大会。日本代表はグループステージでドイツとスペインを相次いで撃破し、グループEを首位で突破しました。しかし、決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと1-1で引き分け、PK戦の末に敗退。目標として掲げたベスト8には届きませんでした。
カタールワールドカップ日本代表の結果を振り返ると、堂安律や浅野拓磨のゴール、田中碧の決勝点、三笘薫の「1ミリ」と呼ばれるプレーなど、世界のサッカーファンに強い印象を残した場面が並びます。一方、コスタリカ戦での0-1の敗戦やクロアチア戦のPK戦には、次のステージへ進むための課題も表れました。日本サッカー協会(JFA)の公式試合記録を基に、試合結果、グループEの順位、得点者、森保一監督の采配、代表メンバーまで時系列で整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 大会成績:日本はグループEを2勝1敗の勝ち点6で首位通過し、最終的にベスト16で敗退。
- 試合結果:ドイツに2-1、コスタリカに0-1、スペインに2-1、クロアチアに1-1(PK戦1-3)。
- 注目選手:堂安律がドイツ戦とスペイン戦で得点。浅野拓磨、田中碧、前田大然も重要なゴールを記録。
【大会結果】カタールW杯日本代表はベスト16で敗退
日本代表は森保一監督の下、2022年のカタール大会に臨みました。グループEにはドイツ、スペイン、コスタリカが入り、過去のワールドカップ優勝国2チームと同組になる厳しい組み合わせでした。
それでも日本は初戦でドイツに逆転勝利を収め、最終戦ではスペインにも逆転勝ち。グループリーグ3試合を2勝1敗で終え、勝ち点6を獲得しました。ドイツとスペインという優勝経験国をともに破り、グループ首位で決勝トーナメントへ進んだことは、カタール大会を象徴する成果です。
一方、ラウンド16では前回大会準優勝のクロアチアと対戦。前田大然のゴールで先制したものの、後半に追いつかれ、延長戦でも決着がつかず、PK戦で1-3と敗れました。
JFAの大会記録では、日本の最終成績はベスト16。グループステージで世界を驚かせた一方、ベスト8進出という目標を達成できなかった大会でもあります。

【試合結果一覧】ドイツ戦からクロアチア戦までを時系列で整理
カタールワールドカップ2022の日本代表は、グループステージ3試合と決勝トーナメント1試合の計4試合を戦いました。以下は、日本時間の日付を基準にしたJFA公式記録に沿った試合結果です。
| 日本時間の日付 | 対戦相手 | 試合結果 | 主な得点者・試合のポイント |
|---|---|---|---|
| 2022年11月23日 | ドイツ | 日本 2-1 ドイツ | 堂安律、浅野拓磨が得点。後半に逆転。 |
| 2022年11月27日 | コスタリカ | 日本 0-1 コスタリカ | 81分にケイシェル・フジェルが得点。日本は無得点で敗戦。 |
| 2022年12月2日 | スペイン | 日本 2-1 スペイン | 堂安律、田中碧が得点。逆転勝利でグループ首位突破。 |
| 2022年12月6日 | クロアチア | 日本 1-1 クロアチア(PK戦1-3) | 前田大然が先制。延長戦でも決着せず、PK戦で敗退。 |
なお、クロアチア戦はカタール現地時間では12月5日に行われました。日本時間では日付が変わり、12月6日の試合として記録されています。JFAの公式日程・結果を確認する際は、この時差に注意が必要です。
4試合を通じて日本が挙げたゴールは合計5点。グループステージの4得点に加え、クロアチア戦で前田が1点を記録しました。大会全体を通じて、強豪相手に試合の流れを変える力を見せた一方、コスタリカ戦のように相手の守備を崩し切れない試合もありました。
【グループE順位】日本が首位突破した理由とコスタリカ戦の敗因
日本代表のグループリーグ突破を理解するには、各試合の勝敗だけでなく、グループE全体の順位と勝ち点を見る必要があります。
JFA公式の大会結果による最終順位は、次のとおりです。
- 1位・日本:勝ち点6、2勝1敗、得失点差+1、4得点3失点
- 2位・スペイン:勝ち点4、1勝1分1敗、得失点差+6、9得点3失点
- 3位・ドイツ:勝ち点4、1勝1分1敗、得失点差+1、6得点5失点
- 4位・コスタリカ:勝ち点3、1勝2敗、得失点差-8、3得点11失点
日本が首位に立てた最大の理由は、ドイツとスペインという強豪から勝ち点3を獲得したことです。日本は両チームとの直接対決をいずれも2-1で制し、勝ち点を6まで伸ばしました。スペインとドイツは勝ち点4で並びましたが、得失点差で上回ったスペインが2位となり、ドイツはグループステージ敗退となりました。
一方、コスタリカ戦の敗北は、突破を確実にする機会を逃した試合でした。ドイツ戦で大きな勝利を挙げた直後、日本はコスタリカの守備を崩せず、0-1で敗戦。1勝1敗となり、最終戦のスペイン戦で突破を争う展開になりました。
コスタリカ戦はなぜ0-1で敗れたのか
試合は前半を0-0で折り返しました。日本は後半に三笘薫や伊東純也らを投入して攻撃の活性化を図りましたが、人数をかけて守るコスタリカを相手に、決定的なチャンスを十分に作れませんでした。
試合が動いたのは81分。コスタリカはジョエル・キャンベルが右サイドからボールを運び、セルソ・ボルヘスのパスを経由してケイシェル・フジェルがゴール左上にシュートを決めました。JFAの試合レポートによると、日本の守備陣が対応したものの、クリアボールが短くなり、相手に拾われたことが失点につながりました。
日本は終盤、三笘の突破から鎌田大地がシュートを放ちましたが、GKケイロル・ナバスに阻まれ、最後まで同点に追いつけませんでした。
この敗戦から見える課題は、ボールを保持することと、守備を固めた相手から得点を奪うことは別だという点です。ドイツ戦のように相手が前に出てくる展開では、奪ったボールから速く攻める戦術が機能しました。しかし、コスタリカ戦では相手がリスクを抑えて守ったため、攻撃の組み立てと最後の局面で苦しみました。
【逆転勝利の舞台裏】堂安律のゴールと三笘の「1ミリ」
カタール大会の日本代表を語るうえで欠かせないのが、ドイツ戦とスペイン戦の逆転勝利です。両試合では、途中出場の選手が得点に絡み、森保監督の交代策が結果につながりました。
ドイツ戦:堂安律と浅野拓磨が試合をひっくり返す
2022年11月23日のドイツ戦、日本は前半33分にイルカイ・ギュンドアンのPKで先制を許しました。前半はドイツに主導権を握られましたが、後半の選手交代をきっかけに攻撃の圧力を強めます。
75分、途中出場の堂安律がゴールを決めて同点。さらに83分には浅野拓磨が相手守備の背後を突き、角度の厳しい位置からシュートを決めました。試合は日本が2-1で逆転勝利。FIFAの試合レポートでも、後半の交代策が奏功した試合として記録されています。
この勝利は、単に強豪国を倒したというだけではありません。日本が試合の途中で戦い方を変え、交代選手のスピードや突破力を得点に結びつけられることを示しました。
スペイン戦:堂安律と田中碧が決勝トーナメントへの道を開く
グループステージ最終戦の相手はスペイン。日本時間2022年12月2日の試合で、スペインは11分にアルバロ・モラタのゴールで先制しました。日本は前半を0-1で終えましたが、後半開始から堂安律と三笘薫を投入し、攻撃の形を変えます。
48分、堂安が強烈なシュートを決めて同点。さらに51分には、三笘がゴールライン際から折り返したボールを田中碧が押し込み、日本が逆転に成功しました。VARによる確認を経て得点が認められ、スコアは2-1となりました。
堂安はドイツ戦に続いて得点を記録し、強豪との大一番で存在感を発揮。田中のゴールは、日本をグループE首位へ押し上げる決勝点となりました。
「三笘の1ミリ」とは何だったのか
スペイン戦で広く知られるようになったのが、三笘薫の「1ミリ」と呼ばれるプレーです。田中のゴールにつながった折り返しの場面では、ボールがゴールラインを完全に越えたかどうかがVARで確認されました。
サッカーの競技規則では、ボール全体がゴールラインを越えた場合に限り、ボールがアウトになったと判断されます。映像による確認の結果、ボールの一部がライン上に残っていたと判定され、ゴールが認められました。
「1ミリ」は、この際の際どさを象徴する表現です。公式に残り幅が正確に1ミリと測定されたという意味ではありません。重要なのは、三笘がボールをあきらめずに追い、ライン際から正確な折り返しを送り、田中の得点を生み出したことです。
このゴールは、技術だけでなく、プレーが終わるまでボールを追い続ける姿勢と、ゴールライン判定を支える映像技術の役割を示す場面として記憶されています。
【クロアチア戦PK戦】日本はなぜベスト8に届かなかったのか
グループEを首位で突破した日本の次の相手は、2018年ロシア大会準優勝のクロアチアでした。日本にとって初のベスト8進出を懸けた一戦でしたが、最後はPK戦で涙をのみました。
前田大然の先制点とペリシッチの同点弾
試合は前半43分に動きました。日本はセットプレーからの流れで前田大然がゴールを決め、1-0で前半を終えます。グループステージで見せた強度の高い守備と切り替えを生かし、先制に成功しました。
しかし、後半55分にクロアチアのイバン・ペリシッチがヘディングシュートを決め、試合は1-1に。日本は再びリードを奪うことができず、延長戦でも得点は生まれませんでした。
PK戦は1-3。日本の挑戦はラウンド16で終了
勝敗はPK戦に持ち込まれました。日本は南野拓実、三笘薫、吉田麻也のシュートが決まらず、浅野拓磨が成功。クロアチアは3本を成功させ、日本は1-3で敗れました。
PK戦は短い時間の中で結果が決まるため、技術だけでなく、相手GKとの駆け引きや心理的な負荷も大きく影響します。ただし、敗因をPKの成否だけに求めるのは十分ではありません。日本はクロアチア相手に先制したものの、追加点を奪えず、後半に同点に追いつかれました。延長戦でも決着をつけられなかったことが、PK戦に持ち込まれた背景にあります。
JFAの大会記録では、日本の最終順位はベスト16。ドイツとスペインを破った日本にとって、ベスト8まであと一歩に迫りながら届かなかった結果でした。
それでも、強豪国相手に逆転勝利を収め、決勝トーナメントでもクロアチアと互角に渡り合ったことは、国際舞台での日本の競争力を示しました。同時に、勝ち上がるためには守備の安定だけでなく、リードを広げる追加点や、試合を決め切る力が必要だという課題も残しました。

【森保一監督と代表メンバー】戦術・采配と歴代W杯成績を振り返る
カタール大会の日本代表は、森保一監督が2018年の就任から約4年4カ月にわたってチームを率いて臨んだ大会でした。JFAが2022年11月に発表した代表メンバーは26人で、そのうち19人がワールドカップ初出場、過去の大会を経験していた選手は7人でした。
代表には、主将の吉田麻也、守備の要となった冨安健洋、遠藤航、守田英正、攻撃をけん引した伊東純也、鎌田大地、三笘薫、堂安律、前田大然らが名を連ねました。
2022 FIFAワールドカップ日本代表メンバー
JFA公式の招集メンバー記録に掲載された26人は、次のとおりです。
GK:川島永嗣、権田修一、シュミット・ダニエル。
フィールドプレーヤー:長友佑都、吉田麻也、酒井宏樹、谷口彰悟、柴崎岳、遠藤航、伊東純也、山根視来、浅野拓磨、南野拓実、守田英正、鎌田大地、板倉滉、町野修斗、相馬勇紀、三笘薫、前田大然、堂安律、上田綺世、田中碧、冨安健洋、伊藤洋輝、久保建英。
このチームの特徴は、海外クラブで経験を積んだ選手と、複数のポジションに対応できる選手を組み合わせ、試合の状況に応じて戦い方を変えられた点にあります。ドイツ戦やスペイン戦では、堂安や浅野、三笘ら途中出場の選手が得点に直接関わり、交代策が試合結果を左右しました。
森保監督の戦術と采配をどう評価するか
カタール大会の日本は、強豪相手に相手の攻撃を受け止め、ボールを奪った後に素早く攻める戦い方で成果を挙げました。ドイツ戦では後半の選手交代から2得点を奪い、スペイン戦でもハーフタイムの交代が攻撃の流れを変えました。
こうした采配は、試合中の修正力という面で評価できます。一方で、コスタリカ戦では守備を固めた相手を崩す攻撃の形が十分に機能せず、クロアチア戦では先制後に追加点を奪えませんでした。相手が前に出てくる試合で効果を発揮した戦術を、相手が守備を優先する試合でも機能させられるかどうかが、今後の強化を考えるうえでの論点です。
つまり、森保監督の采配は、交代選手を生かして試合の流れを変える力を示した一方、主導権を握り続ける試合や、リードを守りながら勝ち切る試合では改善の余地を残しました。ドイツとスペインへの勝利だけでも、クロアチア戦の敗北だけでも、大会全体を評価することはできません。
サッカー日本代表の歴代ワールドカップ成績とカタール大会の位置づけ
日本代表は1998年フランス大会でワールドカップ初出場を果たしました。その後、2002年の日韓大会、2010年南アフリカ大会、2018年ロシア大会、そして2022年カタール大会で決勝トーナメントに進出しています。カタール大会までの7大会連続出場のうち、ベスト16に到達したのは4回です。
一方、ベスト8進出は2022年まで一度も実現していません。カタール大会は、優勝経験国を2チーム破りながら、ラウンド16で敗退した大会として歴史に刻まれました。
過去の大会を比較すると、グループステージを突破する力を継続して示す一方、決勝トーナメントで勝ち切ることが日本の課題として残っています。カタール大会は、その壁を越えるために何が必要かを具体的に示した大会でもありました。
【プロの結論】カタール大会の評価は「番狂わせ」だけでは足りない
カタールワールドカップの日本代表を評価する際、ドイツとスペインを破ったという結果だけに注目すると、見落とす点があります。日本は相手の強みを抑え、交代策を得点に結びつける試合では力を発揮しました。しかし、コスタリカ戦では守備ブロックを崩せず、クロアチア戦では先制後に試合を決め切れませんでした。
大会の収穫は、優勝経験国に勝てることを証明した点です。課題は、その力を試合ごとの条件に合わせて再現し、勝利を確実なものにすることでした。結果だけでなく、相手の戦い方、交代のタイミング、得点後の試合運びまで見ることで、カタール大会の意味がより明確になります。
【カタールワールドカップ日本代表結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:カタールワールドカップの日本代表は最終的に何位でしたか? A1:日本代表はグループEを首位で突破しましたが、決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦の末に敗れ、ベスト16で大会を終えました。
Q2:日本代表はグループEで何勝し、勝ち点はいくつでしたか? A2:ドイツに2-1で勝利、コスタリカに0-1で敗戦、スペインに2-1で勝利し、2勝1敗の勝ち点6で首位通過しました。
Q3:ドイツ戦とスペイン戦の得点者は誰ですか? A3:ドイツ戦では堂安律と浅野拓磨が得点しました。スペイン戦では堂安律と田中碧がゴールを決めました。堂安は両試合で得点を記録しています。
Q4:「三笘の1ミリ」とは何ですか? A4:スペイン戦で三笘薫がゴールライン際から折り返したプレーを指します。VARによる確認でボール全体がラインを越えていないと判定され、田中碧のゴールが認められました。「1ミリ」は際どい判定を象徴する表現です。
Q5:クロアチア戦のPK戦は何対何でしたか? A5:延長戦まで1-1で決着がつかず、PK戦は日本が1本、クロアチアが3本を成功させ、1-3で日本が敗れました。
Q6:カタール大会の日本代表を率いた監督は誰ですか? A6:森保一監督です。ドイツ戦やスペイン戦では途中出場の選手が得点に絡み、交代策が逆転勝利につながりました。
まとめ:カタールW杯日本代表の結果から見える収穫と課題
カタールワールドカップ2022の日本代表は、ドイツとスペインを2-1で破り、グループEを勝ち点6の首位で突破しました。堂安律、浅野拓磨、田中碧らのゴールや三笘薫の「1ミリ」は、大会を象徴する場面として記憶されています。
しかし、コスタリカ戦では0-1で敗れ、クロアチア戦では1-1からのPK戦で敗退。ベスト8という目標には届きませんでした。大会を通じて見えたのは、強豪を相手に勝利する力と、相手の守備を崩して試合を決め切る力の両方が必要だということです。
カタール大会は、日本代表にとって世界の強豪と互角以上に戦える可能性を示した大会であると同時に、ワールドカップで新たな段階へ進むための課題を残した大会でした。JFAの公式日程・結果や大会記録を確認する際は、グループステージの勝敗だけでなく、勝ち点、得失点差、決勝トーナメントの延長戦・PK戦まで整理すると、日本代表が歩んだ軌跡をより正確に振り返れます。 (出典: カタール ワールドカップ 日本代表 結果(Yahoo!ニュース))