日本の島一覧2026最新版|14,125島の内訳・都道府県別ランキング・面積比較を徹底解説
日本には、いったい何島あるのでしょうか。国土地理院が2023年2月28日に公表した調査結果によると、日本の島の数は14,125島です。かつて広く使われていた6,852島という数字から大きく増えましたが、これは新たに7,000以上の島が誕生したという意味ではありません。地図の精度向上によって、これまで数えられていなかった小さな島々を把握できるようになったことが主な理由です。
2026年10月現在、国土地理院の公式ページに掲載されている14,125島のデータを基準に、都道府県別の島の数ランキング、面積の大きい島、伊豆大島・奄美大島・屋久島・種子島・徳之島の比較、有人島の特徴、一般の人が自由に立ち入れない島まで整理します。島の数と面積は集計基準や測量時点によって意味が異なるため、それぞれの数字の読み方も押さえておきましょう。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 日本の島の数:国土地理院が2023年2月28日に公表した全国14,125島が、2026年10月現在も公式ページに掲載されている基準値です。
- 都道府県別ランキング:島の数が最も多いのは長崎県の1,479島。北海道の1,473島、鹿児島県の1,256島が続きます。
- 面積の比較:奄美大島は712.42km²、屋久島は504.25km²、種子島は443.67km²、徳之島は247.85km²です。伊豆大島は90.73km²です。
- 有人島と立ち入り制限:人が暮らす島でも、すべての島に自由に上陸できるわけではありません。小笠原諸島の硫黄島や西之島には、それぞれ異なる事情と制限があります。
【日本の島一覧】全国14,125島の内訳と数え方を解説
日本の島の数を調べる際、まず基準にしたいのが国土地理院の公式資料です。2023年2月28日の発表では、国土地理院が維持管理する「電子国土基本図」を用い、一定の条件を満たす陸地を数えた結果、全国14,125島と公表されました。
重要なのは、14,125島が日本に存在するすべての陸地を無条件に数えた数字ではないことです。島の定義そのものは国連海洋法条約に基づきますが、島を何個と数えるかについて、国際的に統一された計数方法があるわけではありません。国土地理院は、法令などに基づく島に加え、地図上の陸地から自然に形成されたと判断できるものを抽出しています。
14,125島を数えた調査基準
- 基礎データ:2022年1月時点の電子国土基本図。
- 対象となる陸地:法令などに基づく島のほか、地図に描画された自然形成の陸地で、周囲の長さが0.1km以上のもの。
- 自然形成の判断:過去の地図などを参照し、自然に形成されたと判断できるかを確認。
- 対象外:湖沼などにある陸地は計数対象から除外。
- 公表日:2023年2月28日。
国土地理院によると、基礎データとなった電子国土基本図には、2022年1月時点で120,729の陸地が描画されていました。そのすべてを島として数えたわけではなく、周囲長の条件や自然形成の判断を適用して対象を絞り込んでいます。
なぜ6,852島から14,125島に増えたのか
以前、日本の島の数として広く使われていたのは、海上保安庁が1987年(昭和62年)に公表した6,852島という数字です。これに対し、2023年の国土地理院の調査では14,125島となりました。
この差を生んだ主な要因は、測量技術の進歩と地図表現の詳細化です。海岸線をより細かく表現できるようになった結果、従来の地図では一つの島に見えていた場所の周辺から、独立した陸地として数えられる小島が見つかるようになりました。
たとえば、国土地理院が示す江の島周辺の計数事例では、一見まとまった地域に見える場所でも、条件に合う陸地を個別に確認すると7島が対象になります。つまり、島の数は自然環境だけでなく、地図の精度や調査条件にも左右される統計なのです。
なお、14,125島という数字は日本の領土が新たに増えたことを意味しません。国土地理院も、今回の計数結果が日本の領土・領海に影響するものではないと説明しています。周囲長0.1km未満の小さな島などもあるため、条件を変えれば計数結果も変わり得ます。

【都道府県別】島の数ランキングは長崎県が全国1位
都道府県別に見ると、最も多くの島を数えたのは長崎県です。国土地理院の「我が国の島の数一覧(全国及び都道府県別)」によれば、長崎県は1,479島で全国1位。北海道の1,473島を6島上回り、鹿児島県の1,256島が続きます。
以下は、国土地理院の公式資料に基づく島の数の上位10都道府県です。括弧内の数字は順位を示し、島の数は2022年1月時点の地図データを用いて計数されたものです。
| 順位 | 都道府県 | 島の数 | 地域の特徴・代表的な島 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 長崎県 | 1,479島 | 対馬、壱岐島、五島列島など |
| 2位 | 北海道 | 1,473島 | 奥尻島、利尻島、礼文島など |
| 3位 | 鹿児島県 | 1,256島 | 奄美大島、屋久島、種子島、徳之島など |
| 4位 | 岩手県 | 861島 | 三陸沿岸の海岸地形と周辺の小島 |
| 5位 | 沖縄県 | 691島 | 石垣島、宮古島、西表島など |
| 6位 | 宮城県 | 666島 | 牡鹿半島周辺、松島湾など |
| 7位 | 和歌山県 | 655島 | 紀伊半島沿岸の島々 |
| 8位 | 東京都 | 635島 | 伊豆諸島、小笠原諸島など |
| 9位 | 島根県 | 600島 | 隠岐諸島など |
| 10位 | 三重県 | 540島 | 伊勢湾・熊野灘沿岸の島々 |
長崎県が1位になった理由
長崎県には、対馬、壱岐島、五島列島など、よく知られた島々があります。海岸線が複雑で、大小の島が多く分布していることが、島の数の多さにつながっています。県内には市町村に属する有人島だけでなく、小規模な無人島も数多くあります。
2位の北海道も、広い海岸線と多様な沿岸地形を持つ地域です。3位の鹿児島県は、薩摩半島・大隅半島周辺の島々に加え、種子島、屋久島、奄美群島など南北に長く連なる島々を抱えています。
ここで注意したいのは、島の数が多い県ほど、必ずしも島の総面積や人口が大きいわけではないことです。島の数は小さな無人島も含めた計数結果であり、面積や居住人口とは別の指標です。
また、都道府県別の数字は単純に足し合わせれば全国値と一致するとは限りません。国土地理院の資料では、2府県にまたがる島を括弧付きの内数として示しています。複数の都府県にまたがる島を比較するときは、重複計上の扱いにも注意が必要です。
【日本の島一覧】北海道から沖縄まで代表的な島名と市町村名
日本の島を地域別に調べる場合は、島名だけでなく、所属する市町村や諸島名も合わせて確認すると便利です。同じ「大島」という名称でも、東京都の伊豆大島、鹿児島県の奄美大島など、異なる島を指すためです。
北海道・東北地方
北海道周辺には、利尻島、礼文島、奥尻島などがあります。利尻島と礼文島は北海道北部の島として知られ、奥尻島は北海道南西部の日本海側に位置します。
東北地方では、宮城県の網地島、田代島、江島などが代表例です。国土地理院の島の数一覧では、宮城県は666島、岩手県は861島、青森県は264島とされています。これらの数には、観光地として知られる島だけでなく、沿岸に点在する小さな陸地も含まれます。
関東・伊豆諸島・小笠原諸島
東京都には、本土から離れた伊豆諸島と小笠原諸島があります。伊豆大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島などは伊豆諸島の代表的な島です。小笠原諸島には父島、母島、硫黄島、西之島などがあり、島ごとに居住状況や入島条件が異なります。
伊豆大島は東京都大島町に属し、一般の旅行者が訪れることのできる有人島です。一方、小笠原諸島の硫黄島や西之島は、一般的な観光旅行の行き先として自由に訪問できる島ではありません。東京都に属する島だからといって、すべて同じ条件で上陸できるわけではない点が特徴です。
中部・近畿地方
中部地方では、新潟県の佐渡島が代表的です。佐渡市に属する佐渡島は、面積が約854.81km²に及び、国内でも大きな島の一つです。静岡県には伊豆半島沖の島々があり、三重県や和歌山県にも沿岸の島々が分布しています。
近畿地方では、兵庫県の淡路島が代表的な島です。淡路島は南あわじ市、淡路市、洲本市にまたがり、面積は592.44km²。橋で本州・四国方面と結ばれているため、離島という言葉から想像される交通環境とは異なる側面を持っています。
中国・四国地方
中国地方には、島根県の隠岐諸島、広島県の江田島・能美島、山口県の屋代島などがあります。瀬戸内海には大小の島が密集しており、橋で本土とつながった島と、船での移動が中心となる島が混在しています。
四国地方では、香川県の小豆島、愛媛県の大三島などが知られています。島の数の統計では、本州・四国・九州にまたがる扱いの島が3島計上されていますが、これは地域別の整理上の区分であり、島の数え方を理解する際の注意点の一つです。
九州・沖縄地方
九州周辺では、長崎県の対馬、壱岐島、福江島、中通島、平戸島などが代表例です。鹿児島県には種子島、屋久島、奄美大島、徳之島、沖永良部島などがあり、南へ行くほど気候や植生、文化の違いが見られます。
沖縄県には、沖縄島、石垣島、宮古島、西表島、久米島、与那国島などがあります。沖縄島と離島では生活圏や交通事情が異なり、同じ沖縄県内でも島ごとの地理的条件には大きな差があります。
なお、国土地理院の14,125島は全国の計数結果であり、上記は地域を把握するための代表例です。日本の離島一覧を市町村名まで含めて確認する際は、国土地理院の地図情報に加え、各自治体の公式情報や離島振興に関する資料を照合すると、同名の島や自治体の境界を取り違えにくくなります。

【日本の島の面積ランキング】奄美大島・屋久島・種子島・伊豆大島を比較
島の規模を知るには、島の数とは別に面積を見る必要があります。国土地理院の「令和8年全国都道府県市区町村別面積調(2026年7月1日時点)」では、島の面積が公表されています。面積は海岸線の測定や地図データの更新により変化する場合があるため、比較するときは基準日をそろえることが大切です。
面積が大きい島の上位と主要島の比較
日本の島の面積ランキングでは、本州、北海道、九州、四国という四つの大きな島が上位を占めます。その後に択捉島、国後島、沖縄島、佐渡島などが続きます。以下は、国土地理院の2026年7月時点の資料を基準にした上位の島と、比較対象として知っておきたい島の面積です。
| 島名 | 面積 | 所在都道府県・主な自治体 | 比較のポイント |
|---|---|---|---|
| 本州 | 227,942.96km² | 複数の都府県 | 日本最大の島 |
| 北海道 | 77,982.32km² | 北海道 | 日本列島を構成する主要な島 |
| 九州 | 36,780.84km² | 複数の県 | 主要四島の一つ |
| 四国 | 18,295.69km² | 四国4県 | 主要四島の一つ |
| 択捉島 | 3,166.64km² | 北海道の北方領土に関係する地域 | 面積上位の島 |
| 国後島 | 1,489.27km² | 北海道の北方領土に関係する地域 | 面積上位の島 |
| 沖縄島 | 1,208.49km² | 沖縄県 | 沖縄県最大の島 |
| 佐渡島 | 854.81km² | 新潟県佐渡市 | 日本海側の大きな島 |
| 奄美大島 | 712.42km² | 鹿児島県奄美市など | 南西諸島の主要な島 |
| 対馬 | 695.74km² | 長崎県対馬市 | 九州北方の国境離島 |
| 淡路島 | 592.44km² | 兵庫県淡路市など | 本州・四国方面と橋で結ばれる島 |
| 屋久島 | 504.25km² | 鹿児島県屋久島町 | 山岳地形と森林で知られる島 |
| 種子島 | 443.67km² | 鹿児島県西之表市など | 屋久島の北東に位置する島 |
| 徳之島 | 247.85km² | 鹿児島県徳之島町など | 奄美群島の主要な島 |
| 伊豆大島 | 90.73km² | 東京都大島町 | 伊豆諸島最大の島 |
面積の数値は国土地理院の2026年7月時点の資料に基づいています。なお、択捉島・国後島など北方領土に関係する島については、面積の統計上の掲載と、現在の行政的・政治的な位置づけを区別して読む必要があります。
奄美大島と屋久島・種子島・徳之島の違い
奄美大島は712.42km²で、屋久島の504.25km²を約208km²上回ります。種子島の443.67km²と比較すると約1.6倍、徳之島の247.85km²と比較すると約2.9倍の面積です。同じ鹿児島県に属する島でも、面積には大きな違いがあります。
奄美大島は奄美市、瀬戸内町、宇検村、大和村、龍郷町にまたがっています。屋久島は屋久島町、種子島は西之表市・中種子町・南種子町、徳之島は徳之島町・天城町・伊仙町に属します。島名と市町村名が一対一で対応しない場合があるため、自治体単位の統計を調べる際は注意が必要です。
伊豆大島の面積は90.73km²
東京都の伊豆大島は90.73km²で、奄美大島や屋久島と比べると面積は小さいものの、伊豆諸島の中では最大の島です。伊豆大島の面積は、国土地理院の面積資料や日本の島の一覧で確認できる代表的な数値です。
島の面積を比較する場合、単純な大きさだけでなく、地形、集落の分布、道路網、交通手段、行政区域も見ると、暮らしや観光の実態がつかみやすくなります。面積が大きくても山地が多い島と、平地が比較的広い島とでは、居住できる土地や移動のしやすさが異なります。
【日本の有人島一覧】人口・面積・人口密度をどう見るか
日本の有人島とは、住民が暮らしている島を指します。ただし、有人島の一覧は、国土地理院の14,125島という総数とは別の資料です。国土地理院の島の数には無人島も含まれるため、島の数が多いことと、居住人口が多いことは同じではありません。
代表的な有人島と所属自治体
- 佐渡島:新潟県佐渡市。面積は約854.81km²。
- 対馬:長崎県対馬市。面積は約695.74km²。
- 壱岐島:長崎県壱岐市。九州北方に位置する有人島。
- 福江島:長崎県五島市。五島列島の主要な島。
- 伊豆大島:東京都大島町。伊豆諸島最大の島。
- 八丈島:東京都八丈町。伊豆諸島南部の有人島。
- 奄美大島:鹿児島県奄美市、瀬戸内町、宇検村、大和村、龍郷町。
- 屋久島:鹿児島県屋久島町。
- 種子島:鹿児島県西之表市、中種子町、南種子町。
- 徳之島:鹿児島県徳之島町、天城町、伊仙町。
- 石垣島:沖縄県石垣市。
- 宮古島:沖縄県宮古島市。
- 西表島:沖縄県竹富町。
このほかにも、北海道の利尻島・礼文島・奥尻島、香川県の小豆島、広島県の江田島など、各地に多くの有人島があります。島の中には橋で本土と結ばれた場所もあれば、定期船や航空便が主な交通手段となる場所もあります。
人口・面積・人口密度は同じ基準日で比較する
有人島の人口や人口密度を調べる際は、統計の対象と基準日をそろえることが欠かせません。人口は国勢調査や自治体の住民基本台帳など、面積は国土地理院の面積調などから確認できますが、両者の基準日が異なる場合があります。
人口密度は、一般に「人口÷面積」で計算します。ただし、島全体の人口を島の総面積で割った値と、市町村全体の人口を市町村面積で割った値は別の指標です。奄美大島のように複数の自治体にまたがる島では、自治体の人口密度をそのまま島全体の人口密度として扱うことはできません。
また、島の総面積には森林や山地など、住宅地として利用されていない土地も含まれます。人口密度が低い島でも、集落が海岸沿いの限られた地域に集中している場合があります。数値を比較する際は、島全体の密度なのか、自治体の密度なのかを見分けることが重要です。
有人島と無人島の違いは、人口だけではない
有人島か無人島かという区分は、島に住民がいるかどうかを表すものです。居住者がいる島でも、観光客が自由に訪問できるとは限りません。一方、無人島であっても、許可や手続きに従って研究者などが上陸する場合があります。
したがって、有人島一覧を旅行計画に利用する場合は、人口や面積だけでなく、定期航路の有無、自治体の案内、自然保護区域の指定、土地の管理状況などを併せて確認する必要があります。

【入島制限のある島】硫黄島・西之島はなぜ自由に上陸できないのか
日本には、有人島であっても一般の人が自由に立ち入れない島や、無人島であっても上陸が厳しく制限されている島があります。代表例として挙げられるのが、小笠原諸島の硫黄島と西之島です。ただし、両島の制限理由は同じではありません。
硫黄島:自衛隊の基地が置かれた有人島
小笠原諸島の硫黄島は、東京都小笠原村に属する島です。現在は自衛隊の基地が置かれており、一般の民間人が自由に立ち入ることは原則としてできません。国の防衛に関わる施設が存在することに加え、島の歴史や管理上の事情が、一般的な観光地とは異なる訪問条件につながっています。
硫黄島は、現在の居住・管理状況だけでなく、太平洋戦争に関わる歴史を持つ場所でもあります。一般の観光客が通常の旅行商品を利用して気軽に訪問できる島ではなく、墓参なども関係機関による手続きや調整が関係します。
なお、「硫黄島」という名前の島は日本各地にあります。ここで説明しているのは小笠原諸島の硫黄島であり、鹿児島県三島村の硫黄島とは別の島です。地名を調べる際には、所属する自治体や諸島名まで確認すると混同を避けられます。
西之島:新しい生態系を守るための上陸ルール
西之島も小笠原諸島に属する島です。火山活動によって地形が変化してきた島で、陸上の生態系が形成されていく過程を調べるうえで、科学的にも重要な場所です。観光目的で自由に上陸できる島ではありません。
環境省関東地方環境事務所などの関係機関は、2016年6月に「西之島の保全のための上陸ルール」を定めました。目的は、人や荷物に付着した外来生物が持ち込まれることを防ぎ、在来の生態系への人為的な影響をできる限り抑えることです。
同ルールでは、調査に必要な最小限の人員と頻度で上陸計画を立てること、靴や衣類、バッグなどを清浄な状態にすること、外来生物の持ち込みを防ぐための防疫措置を実施することなどが示されています。上陸調査では関係法令に基づく手続きも必要です。
環境省が2026年度に公表した西之島の総合学術調査に関する資料でも、関係法令に基づく手続きと保全ルールに沿った防疫作業を経て調査が実施されたことが説明されています。これは、上陸が一律に不可能という意味ではなく、保全上必要な調査などが厳格な条件のもとで行われているということです。
立ち入り制限の理由は島ごとに異なる
硫黄島では施設管理や防衛上の事情が関係する一方、西之島では貴重な生態系を守ることが大きな目的となっています。ほかにも、自然保護区域、土地の所有・管理、危険な地形、火山活動など、上陸の可否を左右する事情は島ごとに異なります。
「無人島だから上陸できる」「有人島だから訪問できる」と判断するのは危険です。旅行先として島を選ぶ場合は、自治体や管理機関の公式案内を確認し、必要な許可や上陸ルールに従うことが欠かせません。
【プロの結論】日本の島一覧を正しく読むための3つの判断基準
日本の島を調べる際に押さえておきたいのは、島の数、面積、居住・訪問条件という三つの指標を混同しないことです。14,125島という全国値は、国土地理院が定めた条件に基づく計数結果です。面積ランキングは島の規模を示し、有人島一覧は居住状況を整理するための情報です。それぞれが答えている問いは異なります。
判断基準1:島の数は調査条件と基準日を確認する
「日本の島の数は現在いくつか」という疑問に対しては、国土地理院の公式ページに掲載された14,125島が、2026年10月時点で参照できる公表値です。ただし、元になった地図データは2022年1月時点のものであり、2026年に全国の島を一から再計数した結果ではありません。
古い資料に6,852島と書かれていても、必ずしも誤りとは限りません。1987年に公表された旧来の計数結果を示している可能性があるためです。数字を比較する際は、調査機関、公表年、計数条件を確認すると、数値が異なる理由を理解しやすくなります。
判断基準2:面積は同じ基準日のデータを使う
島の面積ランキングを作る場合は、国土地理院の面積調など、測量条件が明確な資料を優先するのが基本です。今回紹介した主要島の面積は2026年7月時点の公表資料を基準としています。古い百科事典や別の資料では、小数点以下の数値が異なる場合があります。
また、島の面積と自治体の面積は必ずしも一致しません。島が複数の自治体にまたがっている場合や、自治体の行政区域が複数の島から構成される場合があるためです。島そのものの大きさを知りたいのか、行政区域の規模を知りたいのかによって、参照する統計を使い分ける必要があります。
判断基準3:訪問できるかどうかは別途確認する
有人島の一覧は、訪問可能な島の一覧ではありません。伊豆大島や佐渡島のように一般の旅行者が訪問できる島がある一方、硫黄島や西之島のように、一般の観光目的での立ち入りが原則認められない島もあります。
旅行目的で調べている場合は、島名と市町村名を確認したうえで、交通手段、運航状況、自治体の観光案内、自然保護上の規制をチェックすることが重要です。研究や取材などで上陸を検討する場合も、関係機関の手続きと保全ルールに従う必要があります。
【日本島一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:日本の島の数は現在いくつですか?
A1:2026年10月現在、国土地理院の公式ページに掲載されている公表値は14,125島です。2023年2月28日に公表された調査結果で、2022年1月時点の電子国土基本図を用い、一定の条件で数えています。
Q2:日本で最も島の数が多い都道府県はどこですか?
A2:長崎県です。国土地理院の都道府県別資料では1,479島で全国1位となっています。北海道が1,473島、鹿児島県が1,256島で続きます。
Q3:日本で面積が大きい島はどこですか?
A3:本州が最大で、国土地理院の2026年7月時点の資料では227,942.96km²です。北海道、九州、四国が続き、主要四島以外では択捉島、国後島、沖縄島、佐渡島などが上位に入ります。
Q4:奄美大島・屋久島・種子島・徳之島の面積はどのくらいですか?
A4:2026年7月時点の国土地理院資料では、奄美大島712.42km²、屋久島504.25km²、種子島443.67km²、徳之島247.85km²です。奄美大島は屋久島より約208km²広く、徳之島の約2.9倍の面積があります。
Q5:伊豆大島の面積はいくつですか?
A5:伊豆大島の面積は90.73km²です。東京都大島町に属し、伊豆諸島最大の島として知られています。
Q6:日本の有人島はすべて観光で訪問できますか?
A6:いいえ。有人島であっても、施設管理や防衛上の事情などによって一般の立ち入りが制限される場合があります。小笠原諸島の硫黄島は一般の民間人が自由に立ち入ることは原則できません。訪問を検討する際は、島ごとの公式案内を確認してください。
Q7:西之島には上陸できますか?
A7:一般的な観光目的で自由に上陸できる島ではありません。生態系の保全を目的とした上陸ルールが設けられており、調査などを行う場合も、関係法令に基づく手続きや防疫措置が必要です。
まとめ:日本の島を知るなら最新の公表値と調査基準を確認
日本の島の数は、国土地理院が2023年2月28日に公表した14,125島が、2026年10月現在も公式ページに掲載されている基準値です。長崎県が1,479島で全国1位、北海道が1,473島、鹿児島県が1,256島と続きます。島の数が多い地域には、大小の島が複雑に分布する地形的な特徴があります。
面積を見ると、奄美大島は712.42km²、屋久島は504.25km²、種子島は443.67km²、徳之島は247.85km²、伊豆大島は90.73km²です。島の規模や所属自治体を比べることで、同じ「離島」でも地理的条件が大きく異なることが分かります。
一方、有人島か無人島かという区分と、自由に上陸できるかどうかは別問題です。硫黄島では防衛・施設管理上の事情、西之島では生態系保全の必要性が、それぞれ訪問条件に関係しています。
日本の島一覧を正確に活用するには、島の数は国土地理院の計数基準、面積は公表時点、人口は統計の基準日、訪問条件は管理機関の公式案内を確認することが基本です。数字だけでなく、その数字が何を表しているのかまで理解することで、日本の島々の地理的な広がりと多様性をより正確に捉えられます。 (出典: 日本 島 一覧(Yahoo!ニュース))